【新唐人2016年4月6日】
フェイスブック創設者ザッカーバーグ氏が、北京の天安門広場で酷いスモッグの中ジョギングし、フェイスブックでこの写真を掲載したところ、多くの反響を引き起こした。
この姿に驚いたネットユーザーは、「肺は大丈夫なの?」と騒ぎたてたり、「彼は世界で最も高級な空気洗浄機だ」と揶揄した。また、フェイスブックが禁止されている中国で、彼は一体どうやって壁を乗り越えてこの写真を載せたのか?といった疑問もあがっている。
ザッカーバーグ氏は、フェイスブックで「北京に戻ってきてまずやったことは、ジョギング。天安門広場を通り抜け、故宮を通り最後は天壇まで走った。今年のジョギング計画の100キロを達成した。僕と一緒に走ってくれた皆に感謝している。」とコメントした。
写真がアップされると、世論は騒然となった。ネットでは、「肺はそんなに健康なのか?」と驚く者もいれば、善意から「命がけでやらないで。マスクはしないと。」と注意する者も。他には、「世界で最も高級な空気洗浄機だ」と冷やかす者もいた。
中国大陸の気象庁の情報では、当日北京の空気汚染PM2.5の指数は374、汚染は深刻で、通常戸外での活動を控えるよう注意喚起するレベルだった。
「北京人が知らない北京のこと」 少し皮肉って、「これは一体どういう主旨があるのか?」という者もいれば、「こんなスモッグの中見聞を広げようとする精神は見たことがない」という者もいた。
あるマスコミが、「スモッグの日ばかりの中、彼が多く息を吸えば、中国人が吸う分が少なくなる。これはどんな精神だ?」と問うと、「ぶしつけ」なネットユーザーは「死なずにいられない精神」「金は要るが命は要らない精神」と答えた。
ここ数年、フェイスブックは中国市場を開くことに対して野心満々で、頻繁に活動している。そのため、ネットユーザーの中にはザッカーバーグ氏を、「フェイスブックのためなら天朝にも命がけで進駐する」と揶揄するものもいる。
また、面白がって「戦車は見たか?」と質問する者もいた。
多くのネットユーザーが、彼が中国でフェイスブックにアクセスできたことに対して未だに訝しがっている。「天安門で壁を乗り越えられるのか?」「君はどうやってあのサイトにアクセスできたんだ?」というコメントもあれば、「隣で共に走っているのは壁を乗り越えるアプリですか?」と冷やかす者もいた。
(翻訳 亜弥)